ほしまつり
今週のお題「節分」
星祭りと言うのは、密教のお寺で行われる祭りであり、
北斗七星の内のひとつをその人の運命を司る本命星、1年ごとに巡ってくる星
を当年属星といい、これらの星を供養することで、
個人の1年間の幸福を祈り、災いを除くというもののようです。
節分や、立春に行われることが多いようですが、
本日行って参りました古処山本覚寺では、毎年節分に行われています。
ありがたいご祈祷のあと、ついに豆まきが始まりました。
豆まきとは言いつつ、餅やらお菓子やら、いろんなものがとんできます。
ただ、本堂の中は本当に豆がまかれていたようで、後で入ると
豆だらけになっていました。
また、参拝者には一人一人小さい福袋が渡され、中には豆が入っていますので、
ありがたく頂きました。
年男、年女で祈祷を受けている方の中に、イギリスから来ましたと
紹介されていた男性がいました。
遠い異国の地で、豆をまいて、鬼を追い払う、
ニンニクとドラキュラみたいなものでしょうか。
ただなんとなく、節分の鬼って少しかわいいですよね、
そもそも豆ごときで追い払われるというのが、、、
もしかしたら、外にいる鬼がかわいそうで、豆をくれてやる、
という優しい行事なのかも、と思ったりもします。
子供達も結構、ふくは内を忘れがちですよね。
星を、供養して、鬼を、豆で追いたくる。
大切なものは、目に見えない。