あけましておめでとうございます
おせちを作り、年越しそばを食べて、除夜の鐘をつきに行き、年が
明けると同時に神社へ初詣に行き、朝があければ餅を食って、お年玉
を渡す。お正月というのは、本当に、常日頃の生活サイクルとはかけ
離れた原理(?)で行動するのに、ああ、またいつもの正月が過ぎて
行くなあ、と普通に感じるのは、やはり私たちにとって心をリセット
するために、自然に受け入れることができる、とても重要な期間なん
だろうなと思います。
大切な人を亡くしたときに迎えるお盆のように、結婚や子供が生ま
れたり、人生の大きな転機があったときに迎える正月は、自分自身や
また家族や社会に対して、自分の意思、これから進むべき道標をはっ
きりと示すことができる、貴重な時間となるものでしょう。
私にとって、家を建て、自分が生まれ育った故郷へ帰るということ
は、やはり人生の転機です。いつも以上に、何か、敬虔な気持ちで、
正月を迎えることができた気がします。
つまり、お正月の行事は、何ともしれないけれど、とても大事ですね。
ということでした。